キャンプ用ゴミ箱を100均材料で自作したよ!前編
- 2019.05.23
- キャンプDIY・手芸部
- ミシン

ダイソーで買ったワイヤーダストラック(ゴミ袋ホルダー)。
それに合わせて自分好みのゴミ袋カバーを作りました。セリアのすのこでテーブル機能も!
設計図も載せ、なるべく丁寧に! 作り方を解説してみます。
こんにちは! かわいいキャンプを自作する、もゆ@週間少女キャンプです٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
キャンプ用品、魅力的な商品が色んなメーカーさんからたっくさん出てます。
でも、完全に自分の好みに合致するものを探すのって、なかなか大変じゃないですか?
特に、かわいいものってまだまだ少ない!
シンプル・ナチュラル・スタイリッシュも、本当にかっこよくてお洒落で素敵なんだけど、個人的にはちょっと違う……と悩むことも多々。
と言うことで、自分好みの見た目と機能のゴミ箱、作っちゃいました!
自作ゴミ箱の紹介
見せびらかしたいだけなのです(笑) 見て見て!
1.ゴミを見えなくする、ゴミ箱兼テーブル
天板にちょっとした物が置けます。ゴミを捨てる時はくるっと開けられるよ。
天板はブライワックスと水性ウレタンニスを塗りました。
大きな口があるので、天板を乗っけたままでもゴミ捨てオッケー。

2.ゴミの分別が可能

ダイソーのワイヤーダストラックには、ゴミ袋が2枚取り付けられます。
セットしたゴミ袋とカバーを一緒に、スナップボタンでラックに固定。
3.ペタンコにたたんで省スペース

たためばペラッペラの1枚に!
嘘です。ペラッペラでも1枚でもないけれど、そこそこペタンコになります。
はい、どっかで見たことある人、いませんか?
実はこのゴミ箱、DODさんのステルスエックスを参考にして作ってみました。
左の画像が自作版、右が本物! 画像の真似っこは遊び心です。
キャンプ用のゴミ箱をどうしようか探している時、ステルスエックスを見つけて感動。こういうのが良い!って思いました。
でも買ってないじゃんって話なんですが、デザインがとてもシャープでスタイリッシュなので、もうほんの少し可愛さが欲しいなーって(^_^;
手作りより丈夫で、スタイリッシュかつ機能的なゴミ箱が欲しい方は、是非DODさんのステルスエックスを!
必要な材料
ゴミ袋カバーの材料
- ダイソーワイヤーダストラック 1つ
- 好みの布 100cm程度(幅100cm以上のもの)
- バイアステープ 2mあれば充分(150~170cm程度)
- スナップボタン 4個
- フェルト 少し(なくてもOK)
ミシンを使って作ります。アイロンもあった方が良いです。
私は今回、手芸用品店で一目惚れしたネコ柄の布(処分品400円)と、あとは家に余っていた材料で済ませました。
同じゴミ箱を2つ作りましたが、材料費はなんと1つ分で500円弱(家に余っていた材料分を除く)の計算!
手芸材料は100均でも全て揃います。
もしたくさんまとめ買いするなら、手芸ナカムラさんがむちゃくちゃ安いです。
ただ、安くてつい色々欲しくなっちゃうのよね(^_^;
↑今回も使ったこのバイアステープがめっちゃお気に入りです。
25mm幅、7m巻で激安。しかも同じドット柄で色の種類がたくさんあるので、つい各色揃えてしまう……!(お揃い色違いがとにかく大好きマン)
ロール天板に必要な材料
- すのこ 2枚(長さ30cm以上のすのこの板を6本使います)
- 丈夫な布 23cm四方
- 接着剤(すのこと布が接着できるもの)
- 紙やすり、塗料やニス(塗装・保護したい場合)
すのこに幅6mm程度の浅い溝を掘る道具が必要です。
私は彫刻刀を使いましたが、丸ヤスリの方が良かったかも?
ロール天板の作り方はこちらの別生地へ!
→ ロール天板を100均すのこで自作!ゴミ箱をサイドテーブルに
ゴミ袋カバーの設計図(布の裁ち方図)

23cm四方、高さ37cmの四角い布袋になります。
数字の単位はcm。縫い代は全て1.5cmとりました。
封筒のフタのような形の、5cm 出っぱった部分を内側に折り返し、ワイヤーダストラックとゴミ袋を一緒に挟んで、スナップボタンでとめる構造です。

また、このゴミ箱は「テーブル天板を置いたままゴミ捨て」を可能にするため、袋の前後面の上部が大きく開いています(裁ち方図の台形に凹んだ部分)。
テーブル機能は使わない、簡単に四角い袋をかぶせてもっとシンプルに作りたいと言う方は、モノレビュさんのこちらの記事(ダイソー商品×好きな布でキャンプ用オリジナルゴミ箱をDIY!)が参考になります。
同じくダイソーのワイヤーダストラックに合わせてゴミ袋カバーを作っていらっしゃいます。私も何度も読み返して参考にさせていただきました!
ゴミ袋カバーを作る手順(前編)
好みの色柄の材料を揃えたら、早速ゴミ袋カバーを作っていきます。
(ロール天板の作り方は、後日別記事でまとめます)
設計通りの線を布に書き、線に沿って切る。

下手くそなので間違えた線がたくさん引いてあります(((^-^)))
なんとびっくり、線を引き始めてから自分のサイズ計算が間違っていたことに気付いたり(裁ち方図はちゃんと修正後の数字です笑)。
足し算引き算、できません。

裁ち方図の赤い線(出来上がりサイズ+縫い代1.5cm)で切ります。
パイピング部分(凹んだり出っぱったりしている袋の上部)は縫い代をつけません。そのまま出来上がり線で切ってください。
布端を三つ折りなどしなくても、パイピングによって布端がほつれなくなるからです。
また、パイピング部分は角をきっちりさせるより、ほんの少し丸い角にした方がバイアステープでくるみやすいと思います。
布の余った部分で予備のゴミ袋を入れるためのポケットも作りました。
本当はカバー側面の下半分、横幅いっぱいの大きなポケットにしたかったのですが、カバーを2セット作ったら布が足りなかったので本当に小さなポケットです( ´ ; ω ; ` )
(写真の右上あたりの布切れがポケット)
布の端をジグザグ縫いでかがる
布をただ切ったままだと、布の端っこは糸が出てきてどんどんほつれます。
端っこをかがる(ほつれないように縫う)ことによって、ほつれを防ぎます。
ジグザグ縫いをする場所は、パイピングをする上部以外の布端、全部です。
裁ち方図の赤い線ですね。
素人の独学だけれど、端っこのかがり方にちょっとコツがあります。
切りっぱなしの布端にただミシンをかけても良いのですが、私は今回、布端を5mmだけ裏側に折り返し、その上からジグザグ縫い(裁ち目かがり)でかがりました。
布が厚めの場合は折ると更に厚くなってしまうので、折らずにそのままかがる方が縫いやすいかもしれません。
お好みで折っても折らなくても良いと思うのですが、一手間かけて折ってかがることで布端のほつれが見えなくなって、個人的には安心感が増すし、綺麗に見えると思います。
今回は縫い代を1.5cmとったので、5mm折り返してかがると1cmの縫い代が残ります。
またミシンのジグザグ縫いは、普通の三角のジグザグ縫いでも良いのですが、「裁ち目かがり」の縫い方が選択できるミシンの場合は「裁ち目かがり」で縫います。

私が使っているミシンだとこんな感じです。それぞれ、薄地用と厚地用の裁ち目かがりだと書いてありました。
私は長いことただのジグザグ縫いで端処理をしていたんですが、多分こっちの方が良いはずです。だって「裁ち目かがり」って名前だし(笑)
お手持ちのミシンの説明書などで確認してみてください。
ポケットを作ってつける
さて、布がカットできて端っこも綺麗になって、全パーツが揃いました。
いよいよ縫い合わせて袋の形に!
の前に。カバーにポケットをつけたい場合、この段階でポケットのパーツを作ってカバー本体に縫い付けます。あっても無くても良いです。
ポケットの付け方は、別記事
キャンプ用ゴミ袋カバーを自作するよ!ポケット編 へどうぞ!
袋部分を縫い合わせ筒状にする
ここまで来たらあとはもう簡単。
真っ直ぐ縫うだけでどんどん形になっていくので楽しい!(細かい作業は好きじゃないんです……)
袋部分を中表にして(布の表側を内側にして)縫い合わせます。

端と端(赤丸で囲った部分)をぴったり合わせて、出来上がり線の上を真っ直ぐ縫っていきます。
袋部分を筒状に縫い合わせたら、縫い代を割って(縫い合わせた布端が重なってピラピラしているところを開いて)をアイロンで押さえます。

写真を見てもらうと分かると思うんですが、本体上部(パイピング部分)からはみ出た縫い代部分は、ジャマなので本体の形に合わせて切りました。
こうしておけば、バイアステープでくるむ時に綺麗にできます。
前編はここまで。完成まであともう少し!
残りの手順、
- 筒状にした袋と底を縫い合わせる
- バイアステープをつける
- スナップボタンをつける
は、「キャンプ用ゴミ箱のゴミ袋カバーを作るよ!後編」に続きます!
すのこで作るロール天板の作り方はこちら!
→ ロール天板を100均すのこで自作!ゴミ箱をサイドテーブルに
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